栃木県に古くから伝わる郷土料理
(浜亀謹製 しもつかれ)
しもつかれ
初午の日(2月)に作り、赤飯とともに稲荷神社に供える行事食、また保存食として、冬の間の不足しがちな栄養を補い「魔除け・笑福」を祈る料理として下野の国に広く伝承されています。
材料は、大根と人参を 地元民が手造りした「鬼おろし」で荒くすりおろし、炒り大豆、鮭の頭、油揚げ、酒粕を加えて煮込み、消化が良くビタミンD・B12などを多く含みます。
もともとは お正月からの残り物を上手に利用した冬の保存食でした。
近年では、保存や材料の調達が容易になったため、通年食べられるようになりました。
各家庭で味付けが異なり、栃木県や各市町村で「しもつかれコンテスト」なども開催され、自慢の味を競います。